最近釣り番組や、動画配信サイトなどでカヤックフィッシングが取り上げられることが多くなり、目にする機会が増えてきましたよね。

カヤックフィッシングをしているところを見ていると、「よく釣れてるな」、「楽しそうだな」、「面白そうだな」と感じて、自分でもしてみたいと思っている方は多いのではないでしょうか。

そこで今回は、陸からの釣りでは感じることのできないカヤックフィッシングの楽しさや魅力の紹介と合わせて、適した服装や持っていると役に立つアイテムまで、詳しくご紹介していきたいと思います。

カヤックフィッシングが人気の理由は手軽さ!

カヤックフィッシングの人気が高まっている理由の一つに、誰でも始めることが出来るという手軽さがあります。

エンジンの付いていないカヤックは免許が必要なく、船検と言われる車で言う車検にあたるものもないため、始めるためのハードルは低くなっています。

カヤックを運搬する時はカートップにして運んだり、車内が広く奥行きがある車種であれば車の中に入れて運ぶことになりますが、カヤック自体は軽く作られているため一人でも楽に運搬作業が出来ます。

また、水辺までカヤックを下す際も大人であれば、さほど苦労することなく降ろすことが出来るでしょう。

カヤックは安価なものではありませんが、かかる費用に対して得られるものは非常に多く、購入して後悔される方は少ないのではないでしょうか。

どんな魅力があるのか?

ここでは、近年人気が高まっているカヤックフィッシングですが、どのような魅力があるのかについてご紹介していきたいと思います。

釣果が出やすい

カヤックフィッシングではボートフィッシングと違い、エンジンを使用しないためオフショアフィッシングでは不利になるエンジン音や振動が伝わることがなく、魚に警戒心を抱かせにくいメリットがあります。

ターゲットとなる魚に警戒心がないと、ルアーやエサに対する反応が良くなり、釣果につながりやすくなります。

行きたい場所に行ける

釣においては釣りをするポイントが重要になり、いいポイントは他のアングラーからの人気も高く、ポイントを確保するために早くから場所取りをしなければいけませんが、カヤックフィッシングでは歩いて行くことが出来ない場所に簡単にいくことが出来ます。

そのため、他のアングラーとポイントがぶらず、ゆっくりとポイントを選ぶことが出来て、陸からでは釣りをすることのできない場所に行くことが出来ることも、カヤックフィッシングの魅力の一つです。

ポイントの近くまで行ける

遠くからポイントを狙う場合は、中々思ったところにルアーをキャスト出来なかったり、仕掛けを通すことが難しかったりして、上手く釣果につなげることが出来ないことも多いですが、エンジンの付いていないカヤックフィッシングでは、ポイントのすぐ近くまで近づくことが可能です。

また、ボートフィッシングでは、行くことが出来ないような浅場にも行くことが出来るので、多くのポイントを狙うことが出来るようになるでしょう。

自然を満喫出来る

カヤックフィッシングの魅力は、何と言っても自然との一体感であり、風や波を感じそれに合わせてカヤックを操作し、自然を満喫しながら大好きな釣りを思う存分楽しむ。

これこそがカヤックフィッシングの魅力であり、陸からの釣りでは感じることの出来ない達成感や満足感を味わうことが出来るでしょう。

ランニングコストが低い

カヤックフィッシングで使用するカヤックは決して安価なものではありませんが、一度購入してしまえばその後にかかるコストは、エンジン付きのボートに比べて格段に低く抑えることが出来ます。

エンジンが付いているボートでは先ず動かすための燃料代が必要になり、その他にも定期的なオイル交換など、維持していくための費用がかかり続けてしまいます。

もちろんカヤックでもメンテナンスは必要ですが、エンジンがない分ランニングコストは低くなっています。

楽しい釣りだが怖さもあることを知っておこう!

カヤックフィッシングは陸からの釣りでは、味わうことのできない魅力があり楽しめることは間違いありませんが、その分気を付けておかなければならないこともいくつかあります。

そこでここでは、カヤックフィッシングをする際の怖さについてご紹介していきたいと思います。

人力の限界

エンジンが付いていないことがメリットになるカヤックフィッシングですが、カヤックを出す場所や天候などによって、デメリットにもなりえます。

カヤックの巡航速度は5㎞程度と言われており、カヤックフィッシングをする場所は川や湖、そして海になりますが、風が強く吹いている時や水の流れが速い場合は、いくら漕いでも前に進むことが出来ず流され続けてしまいます。

湖や川などでは流されてとしても、岸に寄せていくことは可能ですが、海で沖に出る潮に乗ってしまったり陸から沖に向かって吹く風に乗ってしまうと、人力で岸に寄せることは大変難しいです。

カヤックフィッシングでは人力に限界があることを理解し、無理をせず釣を楽しみましょう。

転覆の危険

見た目からも分かるようにカヤックは横幅が短く、少しの波や重心の変化で不安定になりやすいためボートに比べて転覆しやすくなっています。

もちろん、ある程度の基準の安定性能は確保されていますが、無理をすることはできません。

カヤックフィッシングを楽しむ時は、転覆してしまう可能性があることを十分に理解し、それに備えた対策をしておきましょう。

船から見えにくい

カヤックフィッシングで使用するカヤックは、目立つ色をしていることが多く、視認性は高いと思うかも知れませんが、他の船からは見えていないことが多く、事故につながる可能性があります。

船が前進する際には、船首側が持ち上がった状態で走行しますが、そうなると船の運転席からは小さいカヤックは船首に隠れて見つけにくくなってしまいます。

また、海で釣りをする時にうねりが入っている状態だと、波と波の間にカヤックが入ってしまい周りからは確認することが出来ません。

カヤックフィッシングをする時には、周りから確認されやすくなるように認識旗を立てるなど、視認性を高めるための対策をしておきましょう。

一人が多いため何かあっても分からない

水辺での事故で一番怖いことは、何かあっても誰にも気付いてもらえないことです。

カヤックフィッシングで使用するカヤックは基本一人乗りになりますが、水の上では何が起こるか分からず、転覆にしても他の船舶との接触事故にしても、誰からも気づかれなければ大変な事になってしまう可能性があります。

カヤックフィッシングを楽しむ際には出来るだけ一人では行動せず、カヤック仲間がいるのであればお互いに何かあってもわかるような位置で楽しむことをおすすめします。

再乗艇は必ず練習しておく

出典:ウッドノート

カヤックフィッシングでは、転覆してしまった場合の対策が非常に重要になりますが、その中でも最も重要になるのが再乗艇になります。

再乗艇とはカヤックが転覆してしまった状態から、カヤックを起こし水の中から這い上がり、もう一度乗り込むことを言いますが、これが初心者の方には難しく特に波や風が強い状態だと中々乗り込むことが出来ません。

乗り込むことが出来ずに何度も繰り返しているうちに、流されて岸から離れてしまったり、体力がなくなってしまうと本当に危険な状態になることも考えられるので、カヤックを始めたばかりの方は足が届く水深で、出来るようになるまでしっかりと再乗艇の練習をしておきましょう。

カヤックフィッシングに適した服装とは?

ボートに比べて横幅の狭いカヤックはどうしても安定性という面で不安があり、波の影響や重心の変化で転覆しやすいためカヤックフィッシングを楽しむ際には、必ず転覆した時のことを考えて服装を整えておく必要があります。

●カヤックフィッシングの服装の基本

①カヤックフィッシングに適したライフジャケットの着用

②再乗艇しやすいように動きやすさが確保されていること

③水の温度に長時間耐えられる性能があること

④暑さ、寒さに耐えられる性能があること

以上がカヤックフィッシングで必要になる服装の基準になりますが、夏場であればあまり気にする必要はなく、水着のような泳げる服装で問題ないですが、冬場は低い気温に耐えられる性能に加えて転覆してしまった時の水温にも耐えることが出来て動きやすい服装ということになります。

上記した性能を備えているものが、ドライスーツかウエットスーツになるので、自分に合った方を選ぶといいでしょう。

持っておきたいおすすめアイテム5選

出典:ダイワ公式

ここでは、カヤックフィッシングをする時にあると便利なアイテムをいくつかご紹介したいと思います。

偏光サングラス

水面との距離が近く、太陽の反射の影響を受けてしまいやすいカヤックフィッシングでは、偏光サングラスは必須アイテムです。

目を守るためにもしっかりと用意しておきましょう。

 

 

ロッドホルダー

カヤックフィッシングではパドリングしなければならないので、タックルを手に持ったままでは漕ぐことが出来ません。

そのため、ロッドを立てておくロッドホルダーが必要になるので、持ち込むタックルの本数に合わせて設置しておきましょう。

 

魚群探知機

魚群探知機がないとポイントを絞りにくく釣果を出しにくくなるので、あると便利なアイテムになります。

選ぶ基準としては先ずGPS機能が付いていること、次に沿岸部の地図が付いているものを選びましょう。

天候の悪化や濃霧が出てしまうと自分がどちらの方向を向いているのか分からなくなり、出港場所に戻れなくなるのでGPS機能付きの魚探があると安心です。

 

リーシュコード

転覆してしまった時に自分とカヤックをつないでおかないと、船だけが流されてしまい泳いで追いかけても追いつけず、取り残されてしまう可能性があるのでリーシュコードを使い、自分とカヤックをつないでおきましょう。

リーシュコードはカヤックとつなぐだけではなく、パドルやロッドにもつなぐことが出来るので転覆してしまった時に備えて、つなぐことが出来るものには全てつないでおきましょう。

 

ハマる人続出のカヤックフィッシングを始めてみよう!

カヤックフィッシングでは自分の力で進み、新しいポイントを見つけ釣りを楽しむことが出来て、陸からでは行くことが出来ない場所に行くことが出来ます。

行ったことがない場所に行くことや、行けなかった場所にいくことが出来るようになると言うことは、冒険心をくすぐられますよね。

子供のころに行ったことがない場所に行ったり、したことがないことをするとワクワクしたりドキドキしたりしましたが、それと同じ感覚を味わえるのがカヤックフィッシングで、そのような感覚を味わうとハマってしまうことは間違いないでしょう。

そんなカヤックフィッシングをこの機会に始めて、さらに釣を楽しみましょう。

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