
今回はブラックバス釣りをする人なら1度は釣ったことがある外道「ブルーギル」の世界記録&日本記録についてご紹介します。
ブルーギルの世界記録とは一体どんなサイズなのでしょうか?日本記録はどんなサイズなのか?
バス釣りが好きな人にとっては身近な魚だけに気になりますよね!
外道として釣れることがあるブルーギルですが、中には30cm以上の巨大なギルもいます。
また、実はあまり知られていない大会ではありますが、ブルーギルを専門に狙う選手権があるのはご存知でしょうか?この「ブルーギル選手権」についても合わせて紹介していきます。
目次
ブルーギルの世界記録サイズについて
出典:IGFA
ブルーギルといえばバサーからとってみれば外道。釣れたとしたら「なんだよ!ギルかよ・・・」と思うはず。
そんなブルーギルですが実はすごい記録があるのです。
世界記録は、今から68年前1950年4月9日にアメリカのアラバマ州にあるketona lake(ケトナ湖)においてT.ハドソン氏が釣ったIGFA認定の世界記録4lb 12oz(2.15 kg)が確認されています。
2㎏のギルって・・・滅茶苦茶引き強そうですよね。
私も20センチぐらいのギルは釣ったことありますが、中にはすごく良く走り、引くギルがいます。
2㎏のギルってもはや見た目はタイみたいな感じでしょうね(笑)
重さ2.15 kgと記されていますが、残念ながら長さは一般公開されておらず、体長は40cm程のようです。
2.15 kg、40cmって想像できませんね。ブルーギルとしてはちょっと恐ろしくも思えるほどです。
日本の公式記録はやっぱり琵琶湖だった!長さや重さは!?
出典:JGFA
さて、ギルの世界記録は上記で述べましたが、ブルーギルの日本記録に関しても解説します。
日本の記録認定に関しては前回のバスの世界記録記事同様に、IGFAの日本版「JGFA」が認定しています。
2007年10月2日に松永啓 氏により、体重0.81kg、体長29cmのブルーギルが滋賀県琵琶湖彦根沖でキャッチされています。(上の写真)
ブラックバスの世界記録が琵琶湖でキャッチされていることを前回記事にしましたが、なんとブルーギルの日本記録も琵琶湖でキャッチされているのです。
琵琶湖恐るべし・・・やはり琵琶湖には生物が巨大化する環境が揃っているのですね。
日本でも30㎝を超えるサイズが釣れることも・・・
ブルーギルの成魚体長は多くの場合20cm前後と言われています。
上述した通り、JGFAには29cmのギルが載っていますが、中には30cm以上のギルが釣れているのを度々目撃されています。
しかしながら認定されているのは29cmですから、申請していないだけで、確実に30cm以上のブルーギルが多々釣られています。
小さい口なのに凄い食欲であり、雑食性で稚魚や他の魚の卵も食べてしまうので、小さな池なんかは、ギルだらけなんて良くある話ですよね。
一体どんなモンスターギルが日本にはいるのでしょうか。
琵琶湖だけではなく、七色ダムにも巨大なブルーギルが生息しているという噂があります。
ブルーギル選手権が行われているのをご存知ですか?
出典:でんでんまる
知らない方も多いかもしれませんが、実は2012年からブルーギル釣りの大会が行われています。
2012年の第一回、2014年の第三回大会においては、27cm超えのデカギルも釣られているようです。
ちなみに2018年第七回大会が始まったばかりのようなので、簡単なルールを載せておきますので気になる方はチェックしてみてください。
第7回一匹長寸ブルーギル選手権
期間 平成30年6月3日~平成30年10月22日まで(結果発表は月曜日)
参加料 500円(リピーターで定規を持っている方は400円)
場所や釣り方は問わないとのことなので、貴方も参加してみては如何でしょうか?
普段狙うことのないギルを本気で狙えば日本記録が釣れちゃうかもしれませんよ?
巨大なブルーギルを釣るにはこのワームがおすすめ!
私の経験上ですが、以下を使うとほぼ確実にブルーギルを連れてきてくれます。
巨大なブルーギルが釣れる保証はありませんが「私ならこれで狙う!」というワームを紹介します。
DSTYLE D1 2.2インチ
いわずとしれたD1ですが、ありそうでなかった形。I字系でもしっかり泳ぎますし、アングラーの細かいシェイクにも敏感に対応する優れモノ。私もタフコンディション時には良く使いますが、本当に優秀な一品ですし、スモラバのトレーラーやどんなリグにも万能なD1 2.2インチです。
JACKALL シザーコーム 2.5インチ
亀山ダムのスーパーロコ川島勉さんプロデュースの「シザーコーム」
こちらも私が関東のタフフィールドで毎回ぐらいの頻度で使用する信頼の一品です。8本のテールが本体についているのですが、ノーシンカーやジグヘッドで巻いて使うとテールがピリピリと波動を起こし、ゆっくり巻いていると魚がいるとワラワラ下から湧いてきて、チェイスします。巻きシザー、おすすめです!!
まとめ
今回はブルーギルの世界記録からじわじわと盛り上がっている大会まで紹介しました。
外道だからと普段あまり調べることもないかも知れませんが、バスの餌になっているので案外ブルーギルの習性等を調べるのはブラックバスの釣果UPに繋がるかもしれませんよ?
世界記録のブラックバスが釣れたのもブルーギルですし、ひょっとしたら色々見えてくるかもしれませんね。
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