アジングは美味しいアジをルアーで狙う釣り。

気軽に始められる釣りではありますが、タックルを適当に揃えてしまうと釣れるものも釣れなくなってしまいます。

アジングに適したロッドやライン、攻め方などをご紹介していますので、アジングを始めてみたい方は要チェックです!

それでは早速見ていきましょう!

気軽に楽しめるアジングを始めよう!

出典:釣具のポイント

(1)アジの生態

アジングの対象となるアジは主にマアジとアオアジ(マルアジ)が中心になります。
アオアジに比べマアジのほうが味も良いとされアングラーには喜ばれます。

アジは北は北海道南部沿岸から南は九州、南西諸島あたりまで広く分布しています。
季節や水温により広く回遊しながら活動するタイプと狭い地域に居着くタイプがいます。
居着きのアジは体高が高く、やや黄色味がかった個体が多く、回遊ものはスマートでやや黒みがかった個体が多くなります。

アジは目玉が大きく瞳孔が常に開いた状態なので、薄明かりの中で目が利く構造になっています。
ということもあり昼間は回遊性のアジは光の届き難い深場で回遊し、居着きのアジは岩礁の隙間など暗い場所で過ごします。

産卵は東シナ海沿岸の海域で冬場に行われますが、全てが東シナ海で行われる訳ではなく、日本沿岸各地で早春〜初夏にかけて行われますが、全てが東シナ海で行われる訳ではなく、日本沿岸各地で早春~初夏にかけて行われています。

(2)アジングのベストシーズンは?

アジは一年中狙うことができますが、全て同じ群れという訳ではありません。
季節によって外海から回遊してくるもの、産卵を控え近海から接岸するもの、居着きのものなど様々です。

春のアジング

春は水温も上昇し、深場から産卵を意識したアジが接岸を始めます。
産卵前の荒食いの時期は意外と簡単に良型が釣れますが、産卵が始まると暫くは口を使わなくなります。
時期とタイミングが合えば良い思いをできますが、タイミングを外すとさっぱりというムラの多いのが春アジングです。

夏のアジング

夏場は春の産卵から復活したアジと、冬場に東シナ海沿岸で孵化して潮流に乗って回遊して来た小アジや豆アジなどで、ポイントとなる地域のアジの絶対数が多くなります。
それだけに活性の高いアジも多く、小型の数釣りが楽しめるシーズンです。

秋のアジング

秋は夏場はまだ小さかった小アジも大きくなり、中型のアジが釣りやすくなります。
また型の良いアジがエサにするイワシなどのベイトも多いので、良い群に当たれば大型も期待できます。
秋がアジングのベストシーズンと言えるでしょう。

冬のアジング

冬は海水温も下がり、回遊性のアジのほとんどは沖の深場に移動しているため、主に居着きのアジを狙うことになります。
水深のあるポイントを軽いジグヘッドで活性の低いアジを誘い出す繊細な釣りになります。
小型はあまり反応しないので、アタれば型の良いアジを釣ることができます。

アジングタックルを揃えよう

出典:釣具のポイント

(1)アジングロッドは感度重視がおすすめ

人気上昇中のアジングとあって各メーカーからアジング専用のロッドが沢山発売されています。
基本的にはアジの繊細なアタリをとらえる感度と軽さが重要になります。

ロッドの長さ

ロッドの長さは5フィート〜9フィート前後(1.5メートル〜2.7メートル)になります。
短いほうが取り回しが良く、アタリを取りやすくなります。
反面、テトラポットからの釣りや水面からの足場が高い所、遠投が必要なポイントでは8フィート以上の長めのロッドが有利になります。
初めて購入するのであれば感度の良い1.6メートル〜2.3メートルまでが良いでしょう。

ロッドの穂先は2種類

アジングロッドの穂先は2種類あります。
穂先が中空タイプのチューブラーティップと穂先が無垢(中身が詰まっている)のソリッドティップの2種類です。
チューブラーは穂先に張りがあり、重い仕掛けを投げやすく、手元に伝わるアタリが取りやすい反面、魚の喰い込みが悪くなるのでしっかりアワセないと釣果が伸びません。
一方ソリッドティップは穂先が細く柔らかくなっています。
軽い仕掛けを投げやすく、細く柔らかいティップが違和感なくワームやルアーを食い込ませることが出来るので、食いの渋い状況や初心者の方にはおすすめです。

きっちりアタリを取って積極的にアワセて釣るならチューブラーティップ。
魚に違和感を与えず、喰い込み重視の向こうアワセで釣るならソリッドティップになります。
最初の1本を選ぶならソリッドタイプがおすすめです。

(2)リールはロッドとのバランスを考えて軽量な物を選ぼう

アジングのラインはフロロカーボンで2ポンド前後、PEやエステルで0.2〜0.4号という細いラインを巻きます。
ロッドとのバランスを考えて軽量で性能の良いものを選びましょう。

リールの大きさは2000番がおすすめ

ロッドが5フィート〜9フィートの軽い物を使うので、リールの大きさは2000番がおすすめです。
スプールは浅溝のタイプを選びましょう。
細いラインを巻く為、ノーマルスプールだと下巻きの糸が必要になります。

ギア比はノーマルギアがおすすめ

アジングはスローリトリーブで使うことがほとんどなので、ハイギアのリールは必要ありません。
ノーマルタイプで充分ですが、そんなに神経質にならなくて良いでしょう。

■おすすめリールはこちら。

(3)ラインを使いこなそう

アジングで使うラインはナイロン、フロロカーボン、PE、エステルの4種類があります。
それぞれ一長一短がありますので、シーンや釣り方によって使い分けるのがベストです。

ナイロンライン

(長所)
①しなやかでスプールに馴染みやすく、リールの扱いに慣れていない人にもトラブルが少ない。
②価格が安い。
(短所)
①浮力があるので、ルアーやワームが沈みにくい。
②伸びがあるので、感度が悪い。

フロロカーボンライン

(長所)
①根ズレに強く、シモリなどの障害物の周りも攻めやすい。
②ナイロンよりも比重が重く、ルアーやワームを沈めやすい。
③ナイロンに比べて伸びが少ないので、感度がよくアタリが分かりやすい。
(短所)
①ラインが硬くハリがあるので、リール扱いに慣れていないとバッククラッシュなどトラブルが発生しやすい。
②ナイロンより遠投性に劣る
③ナイロンより価格が高い。

PEライン

(長所)
①強度がありナイロンやフロロよりワンランク細いラインが使えるので、遠投性に優れている。
②伸びがないので、感度がよくアタリを取りやすい。
(短所)
①ナイロン以上に比重が軽いので、軽いルアーやワームは非常に沈めにくい。
②フロロカーボンのリーダーが必要で、結び方が慣れるまでは難しい。
③価格がフロロ以上に高価。

エステルライン

(長所)
①伸びが無く感度が良い。PEより比重が重いので、軽いルアーやワームも沈め易くレンジキープが楽(フロロよりは軽い)。
②ナイロンやフロロより強度があるので、細いラインが使える(PEよりは弱い)
(短所)
①スプールへの馴染みが悪いので、バッククラッシュなどのトラブルに要注意。
②瞬間的な衝撃に対する強度は劣るので、ショックリーダーが必要。

敢えて言うなら、釣り自体が初心者の方はナイロン。
アジングは初心者だが、他の釣りでスピニングリールを使った経験がある方はフロロが良いでしょう。
ラインの太さは初心者なら3ポンドを75m巻けば良いでしょう。
市販のラインはほとんど150m巻きで販売されているので、半分は残しておき次回巻き替え時に使用すると経済的です。

 

(4)ジグヘッドとワームを揃えよう

アジングの基本的なルアー はジグヘッドというオモリと針が一体になったものに、ワームというゴムで出来たルアーを刺して使います。
この組み合わせをジグ単といいます。
慣れてくれば、このジグ単にキャロライナリグやフロートリグなどを組み合わせる事でジグ単では届かない所まで遠投したりも可能です。
初心者はまずこのジグ単から始めてみましょう。

ジグヘッドの形で攻め方を変えよう

ジグヘッドの形は大きく2種類に分類されます。
丸型ジグヘッドと矢じり型ジグヘッドです。
丸型は一定のレンジをキープしながらレトリーブする横の釣りに向いています。
サイズは1グラムを基準に状況によって使い分けましょう。

矢じり型はフォールやダートアクション(竿を小刻みにシャクってルアーを泳がせる事)に向いています。シャクって沈めての繰り返しになるので、通常は丸型より重めの2グラム前後を使います。

■丸型ジグヘッドのおすすめはこちら。

■矢じり型ジグヘッドのおすすめはこちら。

ワームは1.5〜3インチを揃えよう

ワームはアジング用だけでもかなりの種類が発売されています。
基本的にはサイズ、色、形と分類されます。
始めは2インチ前後のもので、カラーを何種類か揃えましょう。
基本的なクリアなタイプとアピール力のあるピンクやオレンジ系、シルエットが出やすい濃色。
ナイトゲームで是非使いたいグローという蓄光タイプなどが良いでしょう。

■おすすめのワーム3品はこちら。

アジングの基本攻略法

出典:釣具のポイント

(1)ポイントの見分け方

昼間のポイント

アジングは基本的にナイトゲームか朝夕のマズメ時が最も釣れる可能性が高いつ時間帯です。
上記のアジの生態でも述べていますが、アジはあまり明るい所を好まないので、昼間は底付近や障害物の陰を出たり入ったりしてるので、昼間に釣るのは難しくなります。
という訳で昼間は水深があり、海底には適度な障害物があって潮通しの良い場所がポイントとなり、ほとんどは底付近を攻めることになります。

夜間のポイント

夜間はなんと言っても常夜灯周りのポイントが最高です。
昼間は深場に潜んでいたアジが、常夜灯の光に集まるプランクトンやゴカイなどの多毛類を食べに浮いてきます。
そこをワームを上手く動かして食わせるのが基本的な攻め方となります。

(2)ワームのアクションについて

レンジを変えてただ巻き

まずは1グラムのジグヘッドを投入後、5秒沈めてからリールのハンドルを一定のスピードでただ巻きするだけです。
アタリがなければ10秒沈めてからただ巻きという風に最終的にはボトムまで探ります。
リトリーブはワームを引くレンジを外さないようにスピード調整しましょう。

アタリがあれば同じレンジを集中して攻めます。
その時アタリがあっても乗らないようならジグヘッドを0.8グラムに軽くして喰い込みを良くしてみましょう。

ストップ&ゴー

ただ巻きでアタリが無い時は活性が低いと思われるので、アクションをつけてみましょう。
ただ巻き&ストップ&ただ巻き&ストップを繰り返し、ストップの時のフォールでアジに食わせる隙を作ってあげます。

リフト&フォール(トウィッチ&フォール)

ストップ&ゴーの進化系で、ただ巻きの部分をロッドを軽くシャクってワームを浮かせ(ハネ上げ)、その後のフォールで食わせるテクニックです。

(3)アタリとアワセについて

アタリのパターンも色々

アジングの醍醐味のひとつに微妙なアタリを取ってアワセることがあります。
見事にアワセが決まり、ロッドに重みが乗った瞬間はたとえ小さい魚であっても快感です。

アタリのパターンも様々で、「コツン」といった単発のアタリ、「ブルブルー」とか「グーンッ」といった引っ張り系のアタリ。
またテンションフォール中(ラインを張った状態でワームを沈めること)に「フッ」と抜けるようなアタリなど色々です。

初心者のうちは違和感を感じたら躊躇せずにどんどんアワセていきましょう。
何事も経験を重ねることです。

アワセから取り込み

アワセを入れて魚がかかったら、ロッドを立てた状態で最初の突っ込みをロッドの弾力で耐えながら、ラインのテンションを抜かないように魚を引き寄せます。
リールを巻いてアジを引き寄せながら、ラインのテンションを抜かないように徐々にロッドの先を水面に向かって下げていきます。
アジを水面に出さないように足元まで寄せてきたら、ロッドをフワッと持ち上げてアジを手元に抜き上げます。

針ががりしたアジは尻尾を振って暴れますが、この時6割くらいの確率で針から外れます。
要は針に掛かった状態で空中にアジがいる時間を極力短くすることで、ポロリの回数を減らすことが数を稼ぐコツのひとつです。

アジングは粋な遊び!

出典:釣具のポイント

本来は撒きエサを撒いてサビキやエサ釣りで釣っていたアジ。
それをワームやルアーを使いアングラーの技術で1匹ずつ丁寧に釣っていくのがアジングです。

効率だけを見ればエサ釣りには敵いませんが、よりゲーム性を高め、釣り上げる1匹1匹がより貴重なものになるアジングを是非楽しんでみてください。

それでは、Enjoy your fishing life !

おすすめの記事